キノコよ!お前は 共生菌なのか?。

これはアキザキヤツシロラの子供達だ!。このきのこを食べて大きくなれるのかなれないのか


クロヤツシロランは同じ菌床で発芽し開花、結実、種子採取まで完璧に出来る。アキザキヤツシロランも上図の通りここまで出来た。
発芽した培地には無数の
きのこが生えている。このきのこを食べて大きくなっているのであろうか。最近では発芽を司る菌と離乳食後
生育を司る菌は違う事が解って吾々素人には益々複雑になって迷うばかりである。ならばこのきのこはどちらの菌なのだろうかと。 

腐生ランの共生菌を研究する際、研究者は腐生ランの細胞からその共生菌を摘出するので、共生菌らしいきのこから菌を単離しても意味がない訳ですね。理に
かなっている訳です、ごまんとあるきのこなど目に触れなくとも良いわけである。けれどもハイテクも設備も何もない自称種播権兵衛はこのきのこの上で踊ってい
る変竹林な奴を見ると唸って終うのである。逆も真なりとまではゆかないが、このきのこが共生菌でなかったら、此処にきのこが無かったなら
発芽はないとね。

きのこには栽培出来るきのこ栽培出来ないきのこが有るらしい。幸い一部の腐生ランは木材腐朽菌が発芽を司る菌である事も解って
来たので、どちらの菌、きのこにせよこのきのこを栽培出来ないかと勘ぐって見た。ならば実行あるのみ早速無い知恵をしぼって始まった

1.部位組織分離                                2.菌糸の純化
 
ボトルは有り合わせのドリンクの空き瓶に培地を作り子実体の切片を植付けた。ビニポットボトルは不透明で目視できないが便利ではある。
勿論殺菌は薬品で有るが
マヤラン等はビニポットで良く発芽した(蛇足)。右図、菌糸(?)が広がって来たので菌の純化実験となった。

 
洋ランの無菌播種は元々やっては来たが菌の単離実験は純化、其の他の作業が苦手の為、怠ってきた。目当ての菌なのか成功したのか全く
解からない。
右図、元菌と一回目純化したボトル。後一二回純化植付するつもりだ。解からぬ事を添付公開するのは無意味だが、こうでもしな
いと意志が弱いので永久に出来ないからだ。もともと「ほだ木を作って腐生ラン栽培」など途方もないことだ。だが面白いよ、これ!きっと。  


きのこの菌糸なのかは知識が無いので全く分からず、菌糸拡散は旺盛でわりと綺麗に円形に広がってます。まあ〜これは理科の実験と言う位の事か・
Webを当たって見るとキノコ好きなら此の位の事は皆やってるね、面白半分に。だがその後が全く無いね、記録なしだ。やっぱり難しいのかな〜。   


きのこの切片(矢印)を寒天培地に安置して8日目菌糸が広がったので一回目純化移植を行った。左図はその3日後の状態である。
菌糸の状態は良好(?)なのでこれ以上の純化は必要ない様なので、後日の様子を見ていよいよ
おが粉培地に寒天培地切片を安置
する事にした。おが粉培地は既に2回目殺菌を終えて待機中である。                                      



2015-5-7の実験

種菌作りに挑戦したがペットボトルは不適、瓶口狭い、殺菌面倒、其の他色々で汚い。失敗したら又挑戦すれば良い。菌糸寒天を掻き
取る方法を考えないと。果たしてボトルの菌糸拡散は如何なるでしょうか。

2015-5-8の実験

昨日も今日も菌糸単離、純化培養の実験はつづく。ほとんど同じ菌糸状態なので菌の純化は出来たのではないかと思う。
後は
おが粉に移して首尾良く菌糸が廻れば後はこれに直播きするのみとなる。そして20日前後で発芽する夢を見ながら。
このおが粉の中には
割りばしの切片が入れてある。これに菌様が住んでくれるかが最終的な目標なのだ、詰り駒菌だ(笑)
右図、翌日覗いて見たら、こんなになってました。早すぎないかこれ、雑菌かも?。でも綺麗!(中央のジャム瓶)。      

落葉や小枝&腐葉土などは菌様に朝飯前に食べられて終う。従って腐生ランを元気に育てるためには菌様が長い間満腹
でいられる事が重要なのだ、この事を理解しないと腐生ランを咲かす事は先ず出来ないね。「
ぼだ木を作ってラン栽培」の
意味をご理解頂けたでしょうか。実験の段階で行く先も分からず、能書きばかりがですいませんです(笑)。

2015-5-8実験について

本件は元菌(左図)を利用した為に右図2本雑菌現われたので全て破棄にします。一回純化したボトルを使用すべきであった反省!。従って
ジャム瓶も破棄して今一度再実験となります。
(2015-5-11)

≪2015-5-11の実験

前回の実験は元菌を使用したために雑菌に犯された。今回は初回ビニポット一回純化(b)の菌を用心をとって二回目純化を試みた。この二回目純化したものを
次回の

おが粉に植えて見る。次回のおが粉は二回殺菌して待機中である。右端図は虫状器官(仮)に生えている突起部位、通常ランの共生菌は虫状器官(仮)などから摘出する
らしいが
この部位は表面に発生しているので気に掛る。余りにも小さく針の穴程なので失敗覚悟で試して見た。
全体図はこちらで                    

≪2015-5-12の実験

根状器官に発生している菌糸(矢印)を直に採取単離実験

上記植付菌糸の純化

菌については何も分からない、雑菌であろうが何であれ、練習の為に色々やっている。おが粉には試に種子も播いてみた。顕微鏡が欲しいね、これ。


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