ツチアケビ3体姿
近日中ブログヘ移行します。
丹沢山塊では一番よく見かける腐生ランです。完全開花を見てみると他のラン科に比べても負けない風格があります。ただ花の付き方は上を向いたり、下を向いたりとばらばらでまとまりがありません。腐生ランは光合成はしないと言う事ですからその辺の関係かも知れません。
今年(2009)のツチアケビは貧弱
左図は今年(2009)のある尾根のツチアケビ、右図は2004年のものである。これはほぼ同じ場所であるので比較のため取上げました。丹沢奥地であっても間伐や鹿の食害やその荒廃の原因は数限りないが自然は確実に悩んでいる。この辺にはその他の地生ランも数多く見られたが今はすっかり姿を消してしまった。