シロテンマ

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この種類はオニノヤガラと同属だが背丈が30cm程しかなく丹沢でも滅多に見かけない。最近生育地の間伐が進み、悪いことに落とした枝等はそのままである背丈がない希少植物も顔を出せないし日も射す。そのために5ケ所見掛けていた生息地は確実に3ケ所になってしまった。アッチ立ればコッチ立たずである。これ以上この件については触れない事にする。

今年(2009年)のシロテンマの発生地はとうとう2ケ所になった。

昨年までシロテンマの発生地は3ケ所だったが野生シカ柵工事の為また一箇所少なくなってしまった。

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              2013年度、暫らくぶりでシロテンマが見つかった。それもただの一本きり。
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これは2回目登山の時の画像である。今年はとんでもない計画を思いついた、腐生ラン同士の交配は出来るかであった。これまでの体験から開花時期を想定して
訪れたら頂花まで咲いていた。腐生ランの花期は大変短いし、何回も登れる距離でも無いので開花予想は難しいのだ。

シロテンマの花粉を頂いてクロヤツシロランと受粉させようとの、まあ〜根モ葉もない話ではあります。めくらめっぽう撮りまくり、早速4個程採取して登山道を駆け下りた。一日がかりの大仕事である。家へ帰って部屋を閉め切り拡大鏡を片手に花粉と対峙した。ところが探しても、探しても花粉が見つからない、チリ紙に包み持ち帰ったのであるが見つからない。がっくりである。開設者はひょっとした事からクロヤツシロランを季節を選ばず開花出来るので交配も夢では無いと思う様になった。つづく

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