オニノヤガラ4体姿

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芽出しの頃、茎はマムシグサによく似ている。開花期には全長1.4mになったものも記録した。密集しないで点々と生えているのはその場所の共生菌の多少の関係で程良い場所に運れた種子から発芽したのが、成長するにしたがって回りの共生菌とのバランスが崩れ開花するとその塊茎は程なく腐敗消滅しまうので同じ場所には生えるには又数年かかるものと思う。同属のクロヤツシロランの生態系とは対象的に思われる。腐生ランが野生でも発芽する事は多少なりとも考えられるが目視確認出来るのは至難の事でもある。

今年(2009)のオニノヤガラはたったの1本

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戻り梅雨で悪天が続きでいらいらしていたがオニノヤガラの開花の時季なので。小雨決行して深山に向かった。途中2時間程登った処でツキノワ熊に遭遇してびびってしまった。相手もビックリしたのか一目散に逃げ出したので危険は感じなかった。腐れ倒木を漁っていたようでその跡を見るとシロアリが沢山動いていた。長年丹沢山地を歩き回っているが初めて野生の熊に出会って良い体験をしたようだ。傘をさしていたので大きな敵と見たのであろうか、その素早い身のこなしには驚きであった。カメラに手をかける隙も無かった。さて、オニノヤガラの自生地に近づくにつれ、期待は大きかったがさっぱり見つからない。例年だと十数本出るし登山道から良く目立つので見逃すことはないのだが、結局発見出来ずあきらめ、別ルートを下山したら今まで見なかった場所に、それも登山道のど真ん中に仁王立ちしているではないか。ここはメーンルートではないので無傷で迎えてくれた。しばらく写真を撮りながら考えた。この時季に発生を見ない事は今年はこの一本きりであろうと。鹿やイノシシも多い。囲えをしようかと思ったが結局そのままにして帰路となった。無事開花して種を落としてほしいものである。一度見たいと思っていた丹沢の熊に遭えて緊張の一日でもあった。

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4日後開花撮影の為、訪れたら登山道ど真ん中にもかかわらず綺麗に咲いていた。前回はツキノワグマに遭遇したが今日はカモシカに遭うことが出来た。野生シカは毎回出遭うが、過去10年間も丹沢を彷徨っているがこんな事は初めてである。カモシカは一旦逃げるが距離をおいてじっと振りかえるので撮ることが出来たがツキノワグマはお互いにびっくりして撮ることは出来なかった。これまでに何故かなかなか撮れなかったオオバノトンボソウも撮る事が出来た。帰りしなどしゃぶのゲリラ雨にあい雨具着るひまもくずぶ濡れで帰った。

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