マヤラン3体姿                              

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国事植樹祭り為伐採消滅してしまった野生ラン、しかし種子は残った。その物語

マヤランは丹沢で自分としては最近発見したもので、一回見つかると次々と見つかるのはどう言う事

なのか目が馴れたとでも言うのか面白いものである。世間で噂に花を咲かせたなどと聞けば自分も

やって見たいと思う。腐生ランは手の届かない、手を出すべきではないものと思っていたがマヤラン

の種をペットボトルで無菌播種を試みたら、ぞくっと発芽してしまった。ベットボトルごと土に埋めたり

無加温室にいれたりと又ひとつ仕事(?)が増えてしまったとうれしい心。次回からは金のかからない

ペットボトル簡易有菌無菌播種に挑戦した結果など画像を並べたいと思っておりますので宜しく。


御願いしまーす。(上図発生場所は伐採の為、消滅となった。09-7)

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之まで観察を続けてきた取って置きの場所が植樹祭りの名目で伐採されてしまった。上図はたまたまその果実を昨年採取してペットボトルに播種したもので現在大粒で15mm程になっているが共生菌の同定が出来ないまま終ってしまうのか。何とか役にたてたいものですが。

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昨年種子採取した時、サガミランとマヤランの株の傍にロウ状菌が繁殖していたので不思議に思って一部採取して観察ボックスにいれた。当然播種も行ったが現在何の変化も無い。何時も思うのだが全ての種子は地上面で発芽して徐々に何年もかけて地中深くおさまるのでしょう。マヤランもサガミランもその根茎は深い処で繁殖している訳である。しかし種が落ちて発芽するのは表土で程よい発芽湿度と共生菌に恵まれた時に発芽するのでしょう。幼芽期はどんな共生菌がかかわって居るのでしょうか。クロヤツシロランの様に枯れ材に取付く菌なのか、それとも生の木の根に取付く菌なのか、それとも?。

2015マヤラン忘れていたフラスコのマヤラン5年も前の事だった。花茎起ち上げていた。

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