《1》その他の種蒔き交配の楽しみ

《洋ラン&野生ラン 無菌培養による

腐生ランの様に直播きが出来ないラン科の植物、何とも不思議な逆転の話ではある。洋ランなどは開花まで

数年は有に掛かる。上記の交配の洋ランや野生ランはフラスコ培養して開花に至った花達である。十年一昔

などと云われるが本当に忍の一字に尽きる。洋ランの交配に飽きエビネやボウランの交配などで初花が咲く

時などは一睡もできない。興奮に満ちてじっと対峙する。やがてこれも飽きて、腐生ランに手を染めた。これが

一年で開花結実迄一サイクルの生態系が一年足らずのスピードで全て観る事が出来た。しかも想定外の
無菌

から
直播きと来た。不思議な世の中生態系逆転の話である。



交配 《a》

昔の名前で出て居ます

      
(♂)                    (♀)



良形花誕生


その他の花形開花






交配 《b》−エビネ石鎚系−



交配:昭和60年5月〜初花:平成5年4月

サルメンエビネ(♀)Xジエビネ(♂)





交配 《c》−野生ラン、着生系−

日本の野生ランで一番醜いと云われるボウランと一番香りが良いと云われるフウランの交配




                                 

交配:昭和51年-5月〜初花:56年7月


この交配種に名前を付けるとすればボウフウラン以外に無い。(開設者以外にも交配者はおります。)
 
フウランの香は殆どなくなった。鼻を近づければ、それでも微かな匂いあり、人気は殆どない。

栽培の実験 《d》腐生ラン (菌従属栄養性ラン)




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