ク ヌ ギ タ ケ 子 実 体 直 播 き 実 験

ク ロ ヤ ツ シ ロ ラ ン


現地林床の様子                     実験観察ボックスの様子

この実験は繰り返し実験を重ねた。先ず現地林床のクロヤツシロランの開花時期に、クヌギタケの発生現場を確認することから始まった。そして遂にその子実体を確認した。その後実験観察ボックスに再生出来ないかと色々な方法でスギ玉菌の発見を元に培地床をこしらい思いを込めて未知の共生菌、子実体なるクヌギタケの発生を待った。奇跡が起きた、以心伝心である。

                                    

 


この
この実験の最終目的は云うまでもなくクロヤツシロランの発芽である。発芽まで最低でも2〜3週間の日数はどうしてもかかる。ところがクヌギタケは発生して1週間ともたない、流れて終うからである。上記実験はそんな事を考えての子実体直播の記録で発芽に至った様子である。しかし共生菌候補はこればかりではない、複数の菌糸が実験観察ボックスの中に発生しているのが目視される。他にも形状は定かでは無いがきのこの幼菌の様な城も見られる。けれども、どれがどのキノコの菌糸かなとどは知るよちも無い。腐生ランが発芽して開花に至れば其れで良いのである。ノコの

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